こんにちは
本日は、展示会支援で、企業訪問をし、
出展直前のコンサルティングを実施いたしました。
展示会を機会に、販路・商品の進化・調整を支援し、
販路開拓力・商品開発力をつけていただく
エクシトコンサルティング 清水 博之です。
手首だけの什器。
見たことがなかったので、思わず、パシャ!
写真を撮ってしまいました。
梅田の某百貨店で見つけた什器です。
手の中にあるのは、紳士小物の売り場だったので、
小銭入れです。
他の紳士小物も手の形の什器に握られてました。
「何これ?」 「オモシロイ!」ということで、
売り場に釣られました。
やはり、目を引くことは大事ですよね。
売り場でも、展示会のブース内でも一緒ですね。
私は、どうしても、わかりやすくを重視してしまいます。
理路整然と理解しやすいこと、読みやすいことを、
追求する傾向があります。
しかしながら、【!】【?】の感嘆符をつけるようなことを
起こすことの方が、関心・興味を引くことも多いです。
ナニコレ? ミタコトナイ! 等、
感情を動かすこと・違和感を持たすことにより、
まずは、近づいてみるということは
ありますね。
違和感を持たすことも、共感とはまた違った、
自分だけのビジネスチャンスを探しにきた
来場者にとっては、訴求効果があるかもしれません。
掴みは、疑問・驚き=【!】【?】等の感情の動きで、
良いのだと思います。
その後は、わかりやすく説明することが大事です。
疑問の答え、驚きの背景、等、
興味・関心を持った方への答えを意識しながら、
出展物を選定・設置位置を決めることも
大事です。
共感は当然大事ですが、他の感覚もあります。
Plutchikの感情の輪を参考にすると、
喜び・信頼・心配・驚き・悲しみ・嫌気・怒り・予測
8つの基本感情があります。
その他にも、感謝、興奮、冷静、焦燥、不思議、尊敬
満足、無念、嫉妬、期待、名誉等、
人の感情・感じて抱く気持ちはたくさんあります。
商品のスペック(仕様)や機能だけでなく、
人が使用した際、持った際、所有した際、
どのような気持ちになるのかも一つの
伝えるべきことになります。
伝えるべきこと、強み等を、
感情をからめる手法は、
色々考えられます。
理屈ではなく、感情をどう揺さぶるのか、
一度、検討してみるのも良いのではないかと
思います。
ただし、やり過ぎて、
雑味・雑音になり、
本当に伝えるべきことが伝わらなかったり、
することのないよう、検証は必要かもしれません。
感情の動きの振り幅を気をつけながら、
商品説明をスペックや機能だでなく、
使用者目線の感情の動きにも目に向けて、
チャレンジしてください。
来場者への訴求効果が高い、
展示手法をぜひ、見つけてください。