こんにちは
展示会選定で、出展エリアの検討についての
最近、質問があったので、記します。
展示会出展を手段として
ビジネスの前進への考え方と実行を支援する
エクシトコンサルティング 清水 博之です。
展示会選定で、どのエリアのどの展示会に出展しましょう？という
最近、質問があったので、記します。
日本全国で、展示会は開催されます。
展示会も、どの地域で出展するのかを、
選択していくことも重要です。
この地域で、日本全国で、ビジネスがしたい等の目的が
はっきりしていれば問題ないです。
ただ、地域・エリアで考えるときは、展示会の会期日程も
重要ですが、展示会後の１ヶ月後ぐらいには、
フォローで訪問等も検討しなければいけません。
また、新規顧客開拓と既存顧客提案のブース来場者の比率によっても、
フォローの頻度が違います。
地元地域での出展の場合は、フォローもしやすいし、
訪問しやすい。
しかしながら、他地域であれば、既に担当やその地域への訪問機会が
あれば良いですが、しっかりフォロー期間を、出展の際から決めて
良い出会いがあれば、訪問出張する期間を決めておく方が良いと思います。
さらに、例えば、東京の大規模展示会だと、
来場者の地域比率は、
関東で６割〜8割で、４割〜2割が他の地域になります。
他の地域は、北海道から沖縄まで、さらには海外までの
地域となります。（展示会によって、違います。）
展示会後、東京に出展したけれど、フォローは他の地域という
場合も考えられますので、それも含めて検討する。
出展検討エリアについてのまとめ
目的によって検討。
・新規顧客開拓目的だと、フォローをしっかりしないといけないので、
フォローの商談訪問する期間や人も含めて検討。
・既存顧客提案であれば、ブース内で提案・商談を重視するので、
フォローの件数や期間は少ないと想定できる。
よって、新規開発と既存提案の目的や来場促進の比率によって
検討する。また、他の地域に既に顧客等がおり、訪問機会が
ある場合は、それも含めて検討する。
・東京に出展する場合は、他の地域、日本全国、海外も含めて、
商談が進む場合があるので、フォローの訪問をするのかも含めて検討する。
そのフォローの商談訪問は、しっかり展示会後の挨拶や商談経緯によっても
違いますし、業界によっても違うと思いますので、一概には言えませんが、
年間の出展計画等を検討されている場合は、
展示会後のフォローも含めて、展示会の開催エリアも検討していただいた方が
良いかと思います。
最後に、日本国内の展示会も、東京ビッグサイトに関しては、
オリンピックのメディアセンターになるので、
オリンピック前の期間からの施設の利用が制限されたり、
増設工事の関係で展示場が使用できなかったり、
また、新しい展示場ができたりと、なっております。
よって、既存展示会に関しても、日程が若干変更になったり、
展示場（ホール）が違ったりの影響が、もう既に見られます。
さらに、オリンピックに向けて、展示会の開催について
東京に関しては、影響があると思います。
多分、同じ日程での同時開催されている他の展示会も違ってくる等の
影響もあると思います。従来は同じような業種の展示会だったので、
来場者にもどちらも来場できることができたり等で、
主催者が違う展示会なのに、相乗効果があったりしました。
その効果がなくなる場合もあります。
ただし、逆に、新しい来場者層との出会いのチャンスのこともあるだろうし、
既存の来場者が来なかったり等もあると思います。
次年度以降、東京開催の展示会については
各主催者の考え方もあるので、不確定要素が多く、
予想がしづらいです。
私は、ぜひ、オリンピック時期は、
他の地域の展示会が盛り上がれば良いなあと思います。
また、企業によっては、
海外に行こうという方もおられると良いのかなあとも
思っています。
これから、展示会に出展検討される方は、
今後、来年、再来年の動向も主催者に
確認しながら、出展検討されるのも
必要かと思いました。
長くなったので、気になる言葉はなしです。
今後とも、宜しくお願い致します。
また、次回もよろしくお願い致します。
